よく言われる熱中症の後遺症
熱中症が、「対応んが急上昇して極度の体調不良に陥り、治療を受けて回復して終わり」という病気でないことは、だいぶ知られてきました。
熱中症の後遺症には次のようなものがあります。
・中神経障害:体を動かせな、感覚がわからないなどの「できないこと」が起こる
・高次脳機能障害:記憶力、注意力、感情のコントロールなどに問題が起きる
・嚥下障害:食べ物や飲み物を飲み込むことが難しくなる。よくむせる
・小脳失調:体がふらついたり、細かな動きができなかったり、歩くのが不安定になる
・失語:会話や文章が理解できなくなる、
・歩行障害:歩くのが不安定になる、転んでしまう
・パーキンソン様症状:筋肉の強張りや姿勢、歩行が安定しなくなるなどの症状が起きる
新たな後遺症:目の病気
▪️熱中症で白内障のリスクが4倍
金沢医科大学 佐々木洋主任教授:「熱中症の人は熱中症になってない人に比べ、白内障のリスクが高くなる」
金沢医科大学では約260万人分の医療機関の診察データから、熱中症にかかった後に、白内障を発症した人の割合を調べました。その結果、熱中症にかかったことがない人と比べて、5年後に白内障を発症する確率が4倍ほど高まることがわかりました。
年齢別で見ると、20代からリスクが上昇し、60代では3倍近くになっていました。
白内障とは?
目のレンズの役割をする”水晶体”が白く濁ることにより、視力低下や見え方の変化が起こる病気です。
熱中症による白内障を防ぐには?
熱中症になると体温が40度を超え、眼球も同じくらい熱くなるため、氷や流水で体温を下げるとともに目を冷やすことも有効ではないかとしています。
多くの方がしている間違った熱中症対策
熱中症にならないに越した事はありません。
ただ、多くの方が間違った方法をしている方が多いです。
ぜひ、こちらの動画を確認して実践して見てください。
理学療法士のいる みや整体院 宮脇将弘
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