目次
- 腰痛を2つに分ける
- 腰痛の原因は何?
- 注意が必要!間違った治し方
- 正しい治し方
1.腰痛を2つに分ける
腰痛の種類は大きく分けて2つに分けられます。
①腰が曲がっている時の痛み:座ったいる時や腰を丸めるときの痛み
②腰がまっすぐな時の痛み:立っている時や歩いている時の痛み
①腰が曲がっている時の痛み
椅子に座ったり、しゃがみ込んだり、床に座った姿勢をとることは多いかと思います。この腰が丸まった状態は腰にある椎間板が「ぎゅー」っと圧縮される力が働きます。
この圧縮する力が加わると、椎間板にある神経が反応して腰痛につながります。この圧縮ストレスがかかりすぎるとヘルニアになる方もいます。
②腰がまっすぐな時の痛み
立っている時や歩く時は、腰を曲げている時に比べて椎間板の負担は減ります。
逆に、背中の後ろ側になる椎間間関節という部分に圧縮ストレスがかかります。腰をそらしたり、捻ったりすると痛み方は椎間関節からの痛みの可能性があります。
腰や背中のぎっくり腰はこの椎間関節の炎症が原因で起こる事もあります。
2.腰痛の原因は何?
◯腰は悪くない?悪いのはサボっている人
会社を想像してください。5人の社員がいてAさんは頑張り屋さんです。他の社員は仕事をサボります。大変な会社です。
サボっている社員の仕事まで頑張るAさんは疲労が溜まってしまい、疲れ果てています。
ここで問題です。悪いのは誰でしょう?
Aさんではなく仕事をサボっている他の社員です。
実は腰痛も同じで、悪いのは腰ではなく股関節や背中の関節が動かないことが原因のことが多いです。
3.注意が必要!間違った治し方
◯それをやったらパワハラです
ここでやりがちな事がストレッチ。ストレッチはストレチでも開脚して体を曲げるストレッチ。
開脚をすると股関節はロックされて動きにくくなります。ここで体を曲げると腰だけが曲がってしまいます。
椎間板にはより多くの圧縮がかかります。
良かれと思ってしているストレッチ。疲れた社員Aさんを良かれと思って飲みに連れて行く上司のように、逆にストレスを与えることになります。
4.正しい治し方
ここまで、読んでいただくと何となく分かるかと思います。
治すところは腰ではなく腰以外の関節ですね。
どこの関節がサボっているかは、個人個人違いますが、一番多いのは「股関節」です。
自宅で簡単にできる股関節のストレッチを動画で紹介していますので、ぜひ実践して見てください。
大分市長浜町にある理学療法士のいるみや整体院では
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理学療法士のいる みや整体院
院長 宮脇 将弘
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