コロナも風邪も同じ風邪
コロナウィルスの危険意識も徐々になくなってきて、外に出る人が増えてきました。 これまで、避けてきた飲み会や行事に出ることも増えてきたのではないでしょうか? 今回のお話は「コロナにも効きますか?」とよく聞かれるので、先に答えておきます。 コロナも風邪も同じ風邪なので方法は一緒になります。
大前提として覚えておいてほしいこと
◯熱が出ることは悪いことではない なぜ熱が出ると思いますか? それは「ウィルス」をやっつけるためなんです。 なので、熱が上がらないのは上がらないので問題となることがあります。 高齢の方であると、熱を上げられなくて、なかなか治らないということもあります。
4つのポイント
①湿度を上げる 湿度を上げることでウイルスは活動しにくくなると言われています。 インフルエンザや風邪が冬に多くなるので、この乾燥していることも原因の1つです。 夏場であれば湿度が高いので、気にしなくてもいいですが、乾燥している状態であれば湿度を上げることを心がけましょう。 お風呂の中は湿度が高いので、お風呂に入ることも大切です。 ただ高熱や吐き気やめまいなどの症状が強い、食べ物が食べられないなどの症状がある方は無理はしない方がいいです。 ②熱を下げない 熱はウイルスを倒すために高くします。それを解熱剤を飲んでしまうと、ウイルスを倒す力が少し下がってしまう可能性があります。 37度前半の発熱で体が特別きつくなければ、積極的に薬を飲まなくてもいい場合もあります。熱=解熱剤という考え方は少し変えていくことも大切です。 ③ビタミンをとる ビタミンは風邪を早く治す効果があるという研究結果があるくらいビタミンは大切です。 特にビタミンAとCです。 ビタミンA:にんじん、カボチャ、ほうれん草 ビタミンC:フルーツ(いちご、キウイ)※食物繊維も多いので、吐き気やムカつきがある方は控えた方がいい場合もあります。ゼリー飲料はおすすめです。 ビタミンは風邪の治りには関係ないという研究結果もありますが、ビタミンをとったら悪化するという結果はないので、ご飯が食べられない場合などにはゼリーを食べることもいいかと思います。 ④安静にする これまで色々と話してきましたがこれが最も大切です。 風邪をひいているので仕事に行く、動き回るなどしているとなかなか治りません。 寝ている時が、一番ウイルスを倒しやすいので、寝ることが大切です。スポーツをするなどはもってのほかです。おそらくこじらせます。 仕事や学校は休めないという方もいると思います。その場合も、テレビや携帯などは見ないで、早く眠りましょう。 「熱や頭痛があって眠れない」という方は迷わず薬を飲んで寝ましょう。それが一番大切です。
まとめ
風邪は基本的には3〜5日間で軽快していきます。これが1週間経っても治らない場合は違う病気の可能性もあります。何かおかしいなという場合は病院に受診することが大切です。
当院では「理学療法士+整体+ピラティス」で、身体の健康をトータルサポートしています。 健康に関するアドバイスもできますので、気軽にお越しください。 大分市整体 理学療法士のいるみや整体院 院長 宮脇将弘
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